こんにちはー!
アクティブ運用とパッシブ運用について説明します
アクティブ運用
Active investing
運用成績を評価する基準指数となるベンチマーク(東証株価指数や日経平均株価など)を上回る収益をねらう運用手法のことです
運用責任者が積極的に銘柄を絞り込んで投資を実施する手法です
市場の平均的な投資収益率をねらうパッシブ運用と反対の意味で使われ
銘柄選択がうまく成功した場合は市場平均を上回る運用成績を上げる可能性がある一方で
失敗すると値下がり損が生じたり、銘柄選択のための調査や売買に伴う費用が多くかかったりする弱点があります
年金ではアクティブ運用よりもパッシブ運用が大きなウェートを占めつつあるとされています
パッシブ運用
Passive Investing
市場全体の値動きに連動させることを目指した運用手法のことです
国内では東証株価指数(TOPIX)を指標として採用するケースが多いです
連動性の高さを重視する場合は、TOPIXが対象とする東証一部上場の1,500銘柄超をすべてそろえてファンドを組成します
ファンドの組成コストを抑えるねらいで、時価総額が小さく株価指数への影響度の低い銘柄を組み入れない手法もあります
ファンドマネージャーが投資する銘柄を選別して、市場平均を上回る成績を目指すアクティブ運用に比べて、機械的に銘柄を組み込むパッシブ運用は各種手数料が割安という利点があります
ファンドマネージャー
Fund Manager
機関投資家の運用担当者のことです
ファンドマネージャーは専門知識に基づいて独自の投資判断を下し、資産の運用を実施します
ファンドマネージャーが投資計画を立てるに当たっては運用資産の性格に応じて投資収益を最大にするように任されています
そのため、資金事情の変化や株式市場の変動に応じて、絶えずポートフォリオ(組成内容)を変えて投資計画を見直すことが重要な仕事にひとつです
ファンドマネージャーの個性を特徴とした個性的な株式投信もあり、運用成績を上げるためにファンドマネージャーに拘っている投資会社も増えています
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