
ずっと気になっていたこの「SBIネオモバイル証券」の1株投資でデイトレードはできるのか検証して実践してみます。果たして成功するのでしょうか。。
SBIネオモバイル証券で特に注意しないといけないのは約定タイミング
◆前場始値:前日13時半~24時・24時~当日の朝7時(ここがすごく長く何もできない)
◆後場始値:7時~10時半
◆後場終値:10時半~13時半(※)
*後場終値は、地方市場に単独上場の銘柄は売却のみ。1日2回の約定で、当日後場終値では約定しません。

つまり、デイトレードする方法としては大きく分けて①市場開始前に購入と②市場開始後に購入の2パターンが考えられます。
①当日の市場開始前に購入するパターン
・朝の7時までに注文。前場始値で購入
⇒ ①ー①:10時半までに売り注文で、後場終値での売却。
⇒ ①ー②:13時半までに売り注文で、後場終値での売却。
②当日の市場開始後に購入するパターン
・朝の10時半までに注文。後場終値での購入。
⇒13時半までに売り注文で、後場終値での売却。※
※朝の10時半までに今日、上昇するであろう銘柄を選定して買い注文を実施。
その後、13時半までに、売約定の注文を実施するという方法の場合、買約定の成立が13時過ぎる場合があり、売却まで30分ない場合も最悪当日売却できない場合もあります。
ただし、後場の始値で購入して、後場の終値で売却できれば、
後場始値として12時半時点での金額で購入できて、後場終値で売却なので15時時点で売却となり、2時間半のみ持ち株となるのでリスクは減らすことができます。
・
◆注文時間を過ぎた後の注文取り消しはできない!
・例えば、後場始値での注文時間は朝の7時から10時半になります。注文時間中の注文取り消しは何度でもできます。
ただし、買い注文でも売り注文でも、注文した内容を注文時間以降の取り消しはできなくなります。
なので、取り消しするためには一度約定を完了させた上で、改めて注文を実施させる必要があります。
また前場始値の注文時間は2回に分かれていますので、前日の例えば23時に注文した内容を翌日朝の4時に取り消しすることもできません。朝の4時に注文した内容を2時間後の朝6時に取り消しすることは同じ注文時間内なので可能です。
◆注文した内容はすぐに約定されない!
また買いの約定が成立するまで、購入した銘柄の売り注文もできない!
※約定した内容の反映は20分~50分かかります!!
・例えば、市場開始後の朝の10時に買い注文を実施します。
当日12時半から始値で買いの約定が実施されますが金額は始値でもすぐに約定がシステムに反映されません。
おそらく、SBIネオモバイル証券でのシステムの関係だとは思います。遅い時では13時頃になることもあります。
そして、終値で売却できるのも13時半までなので、
13時に買約定が成立した場合売り注文ができるのはたったの30分だけ!
最悪買約定が反映されるのが13時半以降の場合もあって、売り約定できない可能性があります。
◆SBIネオモバイル証券で手数料220円(実質20円)で取引できるのは
成約約定(売りと買いの合計)が50万円まで!
そのため、例えば1回の買い約定で5万円使い、すぐに売り約定で確定させた場合、10万円分の成約約定となってしまってすぐに50万円の枠は使い切ってしまう。

・確実にデイトレードするためには、朝の7時までに本日扱う銘柄を決定させておく必要がありますね。そして、市場が始まった後にやることは、後場始値で売るのか終値で売るのかを決めるだけにする必要がありそうです。
ただ、前日に上昇傾向だった銘柄が翌日は下がり傾向になることはよくあること。
市場が始まる前に扱う銘柄を決めるのは、かなり鍛錬が必要そうです。
実践
【2021年6月9日】
・朝の10時~10時半:本日上昇中の銘柄を選定。10時半までに申し込み確定。13時買い約定成立。13時半までに売り申し込み確定。
⇒ 15時終値で売り約定成立。(実際には15時半頃にポートフォリオへ反映)
⇒ その後、もし2日後の11日まで売らずにいたらどうなったのか検証。
【買い注文銘柄】
・2503 キリンホールディングス (2,296円)⇒2,307円(プラス)⇒6月11日 2,284円(マイナス)
・9022 東海旅客鉄道 (18,300円)⇒ 18,255円(マイナス)⇒6月11日 17,935円(マイナス)
・3053 ペッパーフードサービス(504円)⇒512円(プラス) ⇒6月11日 495円(マイナス)
・7522 ワタミ (1,074円)⇒1,046円 (マイナス) ⇒6月11日 1,008円(マイナス)
・8830 住友不動産 (4,128円)⇒ 4,130円(プラス)⇒6月11日4,035円(マイナス)
⇒これだけで、52,552円分の約定となる。
結論

SBIネオモバイル証券はデイトレードはやろうと思えばできる!
が、短期売買は向かない。
【理由】
・月に手数料をお得に購入できるのは成約約定が50万円まででデイトレードではすぐに使い切ってしまう可能性が高いから!
・購入できるタイミングが決まっていて、申し込み確定から購入までのロス時間が長いから!
・1株投資の場合、金額が小さいためデイトレードで得られる利益は上手くいっても100円程度にしかならず、手間をかける時間がもったいないから。
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