昨年2020年11月17日にリリースされたAnimazeですが、まだまだ開発段階で不満の声も多かったですが、元々開発者でもあるFacerigは利用者の意見を確認して改善していくことを発表しています
その改善内容の第1弾としての大型アップデートが2月11日に実施されました
改善や追加された機能をご紹介いたします
Animazeの大型アップデート内容:4つの追加機能
アップデートされた内容は大まかに分けると①オーバーレイ付きの背景設定、②ペルソナ作成機能、③照明カスタマイズ機能、④オーディオベースのリップシンク機能(有料会員のみ使用可能)の4つになります。
最後の④オーディオベースでのリップシンク機能のみ、有料ですがそれ以外は無料で利用してみることができます
また、この4点以外にもいくつか修正されていますので合わせて記載していきます
オーバーレイ付きの背景設定
オーバーレイ付きの背景では、顔だけを認識させるのではなく自分が見せたい範囲を広げて、新しい背景を利用することができます。椅子やマイクなどを加えた内容で映像にすることもできます。
そのため、背景を作成するために利用していたOBSではカスタマイズする必要がなくなります
ペルソナ作成機能
Animazeの新機能として、自分で独自の人間型アバターを簡単に作成することができます。髪型や目の形、肌の色、服装など様々な顔の特徴から選択して自分だけのペルソナを作れるので、絵を描くことが苦手な人でも簡単に自分だけのオリジナルキャラクターを作ることができます。
Animazeとして新しい試みのため、まだまだ改善されていくとは思いますが今の選択肢でも十分に自分に合ったキャラクターを作ることができると思います。
照明カスタマイズ機能
照明をカスタマイズさせて、自分のキャラクター(アバター)をより自分の演出したい雰囲気にさせることが可能です。
色や強度を変化させることも可能なので、7つのプリセットのいずれかを使用するか、最大4つのライトを使用して独自の雰囲気を作ってみてください♪
オーディオベースのリップシンク機能(有料会員のみ)
この機能では、より高度にキャラクター(アバター)が自分の口の動きや声と合わせた口の動きをするようになります
通常では1つの映像から口の動きに合わせますが、2種類からの映像から合わせることができるようになり、さらに正確な口の動き(アニメーション)ができるようになります。
*2つの映像とは、1つは外部の取り付けカメラから、もうひとつはウェブカメラ(パソコン内のカメラ)と合わせた内容での活用
また、単独で1つのカメラだけでも口の動きをアニメーション化できます
*コンプレックス(2つの映像カメラ利用)は3Dアバターや詳細な顔のリグを備えている2Dアバターに最適で、シンプル(1つの映像カメラ利用)の場合は、2Dアバターに最適です。
シンプルでの使用では、複雑なトラッカーよりも少ないリソースで使用することができます。
その他の修正点
・アバターやプロップのサイズを変更できるようになりました。
*「アバター」とはキャラクター、「プロップ」とはキャラクターに付いているアクセサリーなどの装飾のことを指して言います。
・プロップ用の「ヘッドフォン」カテゴリーが追加、ヘッドフォンを追加させて帽子と同時に使用できるようになりました。
・新しい背景、プロップ、音声効果が追加されました。
・60FPS対応のウェブカメラ(Logitech c920シリーズなど)を使用している場合、Animaze内での60FPSのロック解除機能が追加されました。
*60FPS設定は、【設定】⇒【ビデオグラフィックス】⇒【高度なカメラダイアログを開く】⇒【低照度補正】オプションを無効にすることで、60FPSのロックを解除させることが可能です。
・デフォルト(通常)のウェブカメラ設定では、最高のFPSが選択されています
・カスタマイズを保存した後、アバターの位置と回転がリセットされなくなりました。保存した状態で位置や回転具合も保存されています。
・アクションの微調整と改善
・プロップ(装飾品)を一度取り外して再度装着させる際に起こっていた不具合が修正されました。
・iPhoneと連結接続させる際に起こっていた不具合が修正されました。
・多数の内部修正、微調整、最適化を実装
全ユーザー対象でアバターとプロップのインポートが永久無料!(リリース直後、必要だったインポート料金代は全額返金)
リリース当初、インポート料金としてドル0.99が必要でしたが、その後2020年12月15日に、永久的に無料で、上限なしでアバターとプロップをAnimazeへ直接インポートすることが可能になりました。
*インポート料金を支払っている人にはSteamから自動的に返金されています。
無料版で、自分独自のアバターやプロップを利用でき、使用感を試すことができるようになりました
無料版で利用できる期間も今のところ決まっていないので、ひとまず無料版でいろいろ利用してみて、サブスクリプション(毎月支払)でより深く利用してみてもいいかもしれないです。
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