国会は新年度予算が成立して、後半国会に入りました
そして今月3月21日、一都三県の緊急事態宣言を解除しました
国会審議で決まったコロナ対策への課題や政治の役割について考えていきます
3月29日時論公論~コロナ禍・問われる政治の役割
【前半国会】では
⇒ 対応の遅れを野党に指摘され、宣言発出のタイミングが昨年、年内の12月25日の宣言を見送り
1月4日に宣言を再検討した
⇒ 対象地域を当初1月8日時点では、首都圏だけにし、その後に大阪や愛知など関西へと拡大
後手後手の対応だった、迅速な対応が求められる
◆今回は、迅速に判断するために無症状者を対象にしたモニタリング検査を拡大させる
来月4月から1日5,000件の規模で検査を実施する見込み。
ただ、抗原検査の必要性も指摘されている。
◆病床の確保も保健所の体制強化にも取り組む
⇒ 第三派では政府の目安を参考に都道府県が作成した病床の確保計画は不十分
自宅で自宅療養中に亡くなるケースが多発していた
今年1月以降に感染して亡くなった人は、これまで亡くなった人の6割となり5,500人を超える
◆第三派では政府や総理大臣のメッセージが弱く、国民の中では誤った捉え方をした者もいたとも指摘
政府は、具体的に誠心誠意メッセージを粘り強く伝えていく努力が必要!!
◆総務省は、今回の一連で幹部職員を大量処分した
さらに、検察官出身の弁護士を含む第三者委員会を設置し、政策への影響を調査すると発表している
⇒実態の解明が求められている
その他にも、大臣がNTTの社長らと食事をしていたことも判明(大臣規範の在り方も問われている)
「政」「官」「業」の関係に、適切な距離感を示す必要性が求められる
一連の国会審議で参考人として呼ばれた総務省の官僚が一度答弁した内容を週刊誌の報道を受けて修正することが相次いだ
・国会答弁を軽視している風潮があるのではないかとも指摘を受けている
衆議院の解散時期を7月4日の東京都議会議員選挙と同時に行うか、東京オリンピック・パラリンピックの直後に実施するかとも考えられているが、4月末にも解散が実施されるのではないかとも話が出てきている
⇒後半国会の焦点はコロナ対策で、感染状況と世論を見極めて解散時期を決定する予定だが、任期満了まで近いためいつ解散になってもおかしくはない。
コロナでの影響によって、政治の役割が改めて見直されています。
後手後手となっているコロナ対策や国民への支援、
過去の慣例や馴れ合いによる不適切な対応にメスを入れて、
コロナ後を見据えた新しい政治環境・役割に見直してほしいと思います。
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