
3月21日を以て、緊急事態宣言が解除されることが正式に決まりました。これまで飲食店を中心に時間短縮などが実施された対策は効果があったと政府は公表していますが、これまでの対策の効果と今後の対策を考えていきたいと思います。
3月18日時論公論~3月21日緊急事態宣言解除へ
緊急事態宣言が解除されることが正式に決まった。
1都3県の感染者数が8割以上減ったため、宣言を解除することになったと説明。
ただ、感染者数が下げ止まり、昨日と比較すると増えている状況になっている。
またリバウンドするのではないかと不安視もされている中、緊急事態宣言解除後にどのような対策をすればいいのだろうか。
現在の感染状況はどうなっているのか
病床使用率が減り、解除目安となっているステージ3の20%以上、50%未満に収まる状況となった
医療体制の確保ができたと判断し、緊急事態宣言を解除することとなった
ただし、1都3県で感染者は昨日より増えている状況で安心もできない
・東京都:323人 <前週比:1.1倍増> 【病床使用率:25%】
・埼玉県:115人 <前週比:1.17倍増> 【病床使用率:38%】
・神奈川県:160人 <前週比:0.88倍増> 【病床使用率:25%】
・千葉県:122人 <前週比:0.92倍増> 【病床使用率:37%】
⇒先週の感染者数平均と比べ、都県いずれも増え人数が減っていかない状況が続いている
なぜ、感染者数が減少しないのか【原因は何か】
・長い自粛疲れ
⇒長い緊急事態宣言で、自粛疲れから昼間からカラオケ店でクラスターが発生するなどクラスターが多様化し、会食以外でも起こっている
・見えにくいクラスター
⇒感染者が増える前までは発熱などから感染者を確認し、濃厚接触者からクラスターを確認、感染源になった人まで特定できていた。しかし調査しても感染源がわからない感染経路不明者が3月17日時点で、東京だけで新規感染者50.4%の半数以上が感染経路を特定できていない状況になっている。
感染経路不明者が多い理由としては、感染しても症状がでない無症状の人が多いため。無症状のため感染に気づかずに普段通りの生活をして、ウィルスが滞在する10日間感染を広げている可能性がある。
⇒無症状の人による、見えないクラスターを広げないことが重要
⇒政府は繫華街などでの無症状の人を見つけるためのPCR検査の実施や無症状の人による感染拡大に関し調査を検討中
・変異ウィルス
*「変異株が既存株になって、主流になるのは時間の問題」と専門家が注意喚起
現在の変異ウィルスは、「イギリス型」「南アフリカ型」「ブラジル型」が見つけられていて、いずれも感染力が高く、重症化しやすいのではないかとの調査報告もある。
今するべき対策
ワクチン接種は始まったばかりで、変異ウィルスへの特効薬になるかも不明
緊急事態宣言が解除されても、感染を拡大させないことが重要
◆検査:PCR検査(陽性者)のうち、5~10%の人に対して変異ウィルスかどうかを調べ、ゲノム検査を実施しているが、40%まで引き上げると発表
◆医療体制の整備:高齢者が感染した場合、肺以外にも影響が出て入院が長期化する傾向が強い。重症化している人を受け入れられる病院は限られているため医療機関で役割分担を設け、症状が軽くなった人には長期化してもある程度サポートできるように中等症状用の病院に転院し、重症化用の病床使用率は確保できるようにして、新しい患者を受け入れられるようにしていく。
医療機関が役割を分担することで、余裕ができ新型コロナウィルス以外の病症、例えば心筋梗塞などで運ばれた患者も受け入れる余裕ができるようになる ⇒余裕のある体制を整備することが重要
⇒病症の確保、看護師などのスタッフの確保が必要になっている

来週から緊急事態宣言が解除されます
このまま感染者を抑えることはできるのでしょうか。
日本の未来がどうなるのか、いまここでウィルスを抑えられるかどうかにかかっているのかもしれません。緊急事態宣言が解除されても、一人一人が感染予防対策をしっかり取って引き続き注意しながら過ごすことが重要だと思います。
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