2021年4月末-5月末【日経225の考察】

日本経済
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前回4月から日経平均株価がどのように動いたのか考察していきます!

あくまでも個人的主観での検討なので、投資は自己責任でお願いします。

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日経平均株価4月末から5月末

◆4月30日時点での日経平均株価:2万8,812円

◆5月28日時点での日経平均株価:2万9,149円

日経平均あがってきていますね!5月上旬には一時一気に下がってどうなるのかと心配しましたが、前々回検討した4月2日が2万9,854円だった金額までは戻っていませんが、V字回復しつつあります。

米ドル/円は、前回4月30日時点で109円26銭で、今回5月28日109円81銭なのでほとんど変動なしです。

3月決算先の発表も次回の6月末までには、全ての企業の発表が終わります。決算発表による株価変動も来月上旬には落ち着くかと思いますので、6月上旬からいろいろと仕込んでいきたいです。

日経平均株価:銘柄検証(5月末)

この1か月で上昇している銘柄と下がっている銘柄、また前回検証の対象だった銘柄がどうなったのか検証します。

前回4月30日にピックアップされた企業の検証

◆4月30日時点

前回は、海運市況が好調でした。

【上がった銘柄】

1位:6702 富士通

今月も好調!前月比で+550円。この2か月で1,700円近く上昇しています。

先月の予想で、今月は上がらないと予想したが外した。

第2位:9101 日本郵船

好調!前月比で+210円。2か月で800円近く上昇中。

また、前日比でも110円好調していて、直近上昇中。

第3位:9107 川崎汽船

下落。前月比と比較して、マイナス87円。だたし、前日比では142円上昇しており、5月上旬に起こった日経平均全体の下落傾向の影響を受けていた模様。今後上昇する可能性あり。

第4位:9104 商船三井

下落。前月比と比較して、マイナス15円。ただし、前日比では110円上昇していて、5月上旬の日経平均全体の下落傾向の影響を受けていた模様。今後上昇する可能性あり。

先月の予想で、海運市況は今月も続くと予想したが、実際に好調だったのは日本郵船のみ。5月上旬に起こった日経平均株価全体での下落傾向の影響を受けており、前回の株価までまだ戻っていない状況。だたし、引き続き上昇傾向にはあり、来月末までには好調だった金額までは戻るのではないかと予想。

第5位:6501 日立

好調!前月比で+435円。2か月で約850円上昇。前日比でも145円上昇しており、直近でも上昇中。

前回の予想では、4,900円まで下がるのではないかと予想したが外した。銘柄は好調。

【下がった銘柄】

・1番下がった銘柄:6954 ファナック

上昇!前月比、1,335円も上昇していた。前日比でも、760円プラスで上昇傾向中。

前回予想で、5月末までに上がる可能性が高いと予想したが当たった。ただし、来月末まで上昇傾向が続くとは思えず、6月末は同程度で収まるのではないかと予想。

ただファナックは増減激しい企業のため、短期売買には向いているが長期保有する場合は注意。

・2番目に下がった銘柄:8035 東京エレクトロン

下落。前月比ではマイナス30円。ただし、前日比では、1,170円プラスで好調。上昇傾向中。

来月末までには、前回の基準までは戻ると予想。

前回の予想で下降はしないと予想したが、5月上旬の影響で一時下降傾向であり予想は外した。

・3番目に下がった銘柄:6762 TDK

下落。前月比マイナス930円。前日比でも70円程度しか上がっておらず、停滞中。

・4番目に下がった銘柄:6758 ソニーグループ 

上昇。前月比+70円。前日比では、170円。前月末と同程度の基準まで戻ってきたところである。

ただし、上昇傾向にあり、来月末までには、11,500円までは戻りそうだと予想する。

・5番目に下がった銘柄:5332 TOTO

上昇。前月比+410円。前日比でも+200円で、上昇傾向にある。

前回の予想で、下降傾向に入っていると予想したが、外した。

前月予想との概要

予想が当たることは難しい。

今月は特に5月上旬に日経平均株価全体での株価下落傾向があり、大きく損失をだした人も多いはず。ただし、5月中旬より戻りつつ企業も多くあり、仕込み時期であったとも言える。どの企業が戻り、どの企業が戻らないのか上がる前に見通しを立てるのは難しいが、上昇傾向に入っている銘柄には注目していきたい。

1か月で上がった銘柄、上位5銘柄

第1位:6954 ファナック (前月比 +760円)

前月末の検証では、最も下がった銘柄だったファナックが今月では最も上がった銘柄となる。

ファナックは、よくどちらにも名前が入る企業である意味わかりやすいのかもしれない。

予想がなかなか当たらない私でも今月は上がると予想し当たった。

予想:来月末は下がる。

第2位:7203 トヨタ (前月比 +1,008円)

トヨタは今月5月上旬のマイナス傾向をほとんど影響を受けていない。むしろ中旬からの上昇傾向が強い。年初来高値はもちろん、ここ数年でも最も高い水準となっている。

第3位:2502 あさひ (前月比 +765円)

あさひも5月上旬のマイナス傾向も受けていない。むしろ5月に入ってから上がり続けている。

ここ数年でも最も高い水準までもあと少し。

第4位:6361 荏原(エバラ)(前月比 +750円)

荏原は5月上旬の影響を若干受けたものの、5月中旬を過ぎたあたりからV字回復。

前日比でも+230円上昇しており、上昇傾向にある。

第5位:6098 リクルートホールディングス (前月比 +718円)

リクルートホールディングスは、5月上旬の影響を大きく受けていたものの5月中旬よりV字回復。

前月までの値はもちろん、上場最高の値まで上昇中。

上昇傾向中の銘柄に関して

今回の上位5銘柄は、いずれも5月に入ってから上昇している。また年初来高値を更新中で、今から参入する場合には自分より高値で銘柄を保持している人がいない状況になるため売却時期を注意していく必要がある。

1か月で下がった銘柄:下位5銘柄

1番下った銘柄:9984 SBG (前月比 -1,497円)

3月頃から完全に下降傾向にある。前日比では若干上がっているものの影響は大きいように思われ、来月末も8,000円前後に推移していくのではないかと予想する。

2番目に下がっている銘柄:6701 NEC (前月比 -1,210円)

5月上旬に起こった下落傾向をもろに受けている銘柄。また5月中旬に入っても戻る傾向が全く見られない。前日比でもマイナス50円となる。
来月末までに、5,000円切った下落傾向は続くのではないかと予想する。

3番目に下がっている銘柄:3659 ネクソン (前月比 -1,021円)

5月上旬に起こった下落傾向をもろに受けている。5月中旬以降も戻る傾向なし。ただし前日比では(+23円)と上がっており、このまま変わらずに同水準と続くのではないかと予想する。

4番目に下がっている銘柄:6762 TDK (前月比 -930円)

TDKは前月での検証でも、マイナス傾向第3位で入っていた銘柄で、この2か月で2,400円程度下落している。5月中旬からは横で変動なし。来月も14,000円前後の水準に留まるのではないかと予想する。

5番目に下がっている銘柄:6857 アドテスト (前月比 -690)

5月上旬の下落傾向をもろに受けている。が、中旬から徐々に戻りつつある。下位5つの中では最も4月末時点での基準にまで戻る可能性はあるのではないかと予想する。ただし、1万円超えの壁は大きいので、1万円前後で留まってしまうかもしれないが、1万円を超えたら11,000円はすぐではないかと予想。

コード銘柄時価総額PERPBR信用倍率利回り決算ROEROA
6954ファナック5兆3,530億42.2倍3.57倍5.59倍なし21年3月6.765.99
7203トヨタ29兆8,075億11.1倍1.09倍2.35倍なし21年3月10.203.86
2502あさひ2兆7,023億17.8倍1.63倍1.17倍2.05%20年12月6.722.45
6361荏原5,173億17.5倍1.74倍23.39倍1.85%20年12月8.543.95
6098リクルートHD9兆5,940億56倍8.47倍1.23倍なし21年3月12.636.26
9984SBG14兆4,521億1.41倍7.64倍0.52%21年3月61.8612.02
6701NEC1兆4,052億20.9倍1.07倍24.71倍1.94%21年3月13.494.41
3659ネクソン2兆3,141億2.99倍3.52倍0.19%20年12月8.457.11
6762TDK1兆8,039億17.6倍1.75倍12.92倍1.36%21年3月8.593.65
6857アドテスト1兆9,338億29.7倍6.79倍3.63倍なし21年3月27.2717.93

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