日経225 2020年10月2日(金)・5日(月)‐9日(金) 動き比較一覧

日本経済
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1週間の日経平均株価動向チェック

2020年10月2日(金)・10月5日(月)から9日(金)までの期間日経225の銘柄の動きをご紹介します

期間中の日本及び世界情勢、水曜日には全業界の動向もチェックし合わせて記載してあります

この記事を読めば、株価変動状況がわかります

◇2020年10月2日(金)◇

日経平均 23,029.9 (10月2日終) 前日比-155.22 (-0.67%)

為替 米/ドル 105.19  前日比-0.31 (-0.29%) 20:20時点

前日比
◇【値上がりランク】
値上がり率 第1位:【7733】オリンパス   +52 (内視鏡で世界首位)
値上がり率 第2位:【5631】日製鋼    +46 (大型鋳鍛鋼、樹脂機械、電子製品)
値上がり率 第3位:【6988】日東電  +40 (テープ基幹の総合材料メーカー)

◆【値下がりランク】
値下がり率 第1位:【8035】東エレク    -515 (製造装置最大手)
値下がり率 第2位:【6367】ダイキン    -465 (エアコン大手)
値下がり率 同率2位:【6702】富士通    -465 (ITシステムに軸足)
値下がり率 第4位:【9022】JR東海     -300 (東海道新幹線)

10月2日概要:本日昼間、アメリカのトランプ大統領がコロナにかかった事をTwitterで公表。
影響を受けて日経平均が下落。只、アメリカの失業率はよくなってきており、すぐに日本に影響することは少なく、各業種で直接的な取引には影響は少ないと思われる。但し、アメリカの大統領選挙が11月3日であり、後一か月というところである中、トランプ氏が隔離されることになり、街頭演説等もできなくなったことによる今後の影響は不明。トランプ氏からバイデン氏に大統領が変わることになれば、日本への影響も避けられない。

前回トランプ VS  バイデン(討論会)直接対決(9月30日)
後2回開催予定だが、今回のトランプ氏のコロナ感染により開催できるか不明である。

今後:コロナ及びアメリカ大統領選挙による各企業への影響並びに今後の動向を注視したい

◇10月5日(月)◇

日経平均 23,312.14(10月5日終)  +282.24  +1.23% 

為替 米ドル/円  105.75  +0.03  +0.03%

前日比
◇【値上がりランク】
値上がり率 第1位:【9022】JR東海 +915  (東海道新幹線)
値上がり率 第2位:【6367】ダイキン +405 (エアコン大手)
値上がり率 第3位:【9021】JR西日本 +293 (鉄道、西日本地盤)

◆【値下がりランク】
値下がり率 第1位:【8035】東エレク -440 (製造装置最大手) 3位内、2連続!
値下がり率 第2位:【4751】サイバー -90 (ネット広告代理店)
値下がり率 第3位:【2413】エムスリ -40 (製薬会社のマーケット支援、MR支援)

10月5日概要
前日比比較で、概ねプラスで値上がり。マイナス先は15社、東エレクのみ-440で他13社は100以下の値下がりで留まっている。増減なし0はテルモのみ。残り209社は値上がり。
大多数が値上がりで終わっている。

◇10月6日(火)◇

日経平均 23,433.73  +121.59  +0.52%

為替 米ドル/円  105.54  -0.18  -0.17% 

前日比

◇【値上がりランク】◇

値上がり率 第1位:【6954)ファナック +205 (NC装置トップ)
値上がり率 第2位:【4063】信越化 +170  (塩ビ樹脂世界一)
値上がり率 第3位:【9984】SBG +163  (通信サービス:投資持株会社)

◆【値下がり率ランク】◆

値下がり率 第1位:【6367】ダイキン -535 (エアコン大手)
値下がり率 第2位:【9022】JR東海  -165 (東海道新幹線)
値下がり率 第3位:【6701】NEC    -140 (代表的ハイテク企業)

10月6日概要:225社中48社が値下がりしているが、値上がり先の方が多い。昨日値上がりランクで挙がっていたダイキンが値下がりランク入り。増減が激しいことがわかる。携帯会社のSBGが値上がりランク入り。携帯各社値上がり傾向。値上がりランクしたファナックは創業者・稲葉清右衛門氏が死去された為市場から注目されたことが要因か。

◇10月7日(水)◇

日経平均 23,422.82  -10.91  -0.05%

為替 米ドル/円  105.95  +0.33  +0.31%

前日比

◇値上がりランク◇

値上がり率 第1位:【6954)ファナック +510 (NC装置トップ)3位内、2連続!
値上がり率 第2位:【7735】SCREENホールディングス 
+150 (半導体・液晶製造装置)
値上がり率 第3位:【7951】ヤマハ      +105 (楽器メーカー大手)

◆値下がりランク◆

値下がり率 第1位:【4151】協和キリン -312 (キリンHD傘下)
値下がり率 第2位:【9983】ファーストリテイリング -210 (ユニクロ展開)
値下がり率 第3位:【6360】トレンドマイクロ  -160 (ウィルス対策ソフト)

10月7日概要:ファナックがやはり伸びている。この変化の影響は吉ということだろうか。協和キリンはバイオ医薬品の開発をしており、キリングループは飲料だけでなく医療も強くなれるのか。

◇水曜日、銘柄毎の検証◇

水産

水産は2銘柄ともダウン、日水-4とマルハ-53で下落率は高くない。日水は売買高219万と高い。

鉱業

鉱業の国石0.4プラス、誤差の範囲。売買高539万と人気。

建設

建設は大成建とハウスがプラス、それ以外はマイナス。積ハウスは-14.5と建設で一番下落している、売買高が287万、ここ数日の下落状況で売り傾向。この傾向だと、1800を切る日は近いように感じる。

食品

食品はJTの+8.5以外、全てマイナス。JTも相変わらず473万と売買高が高く、明日はマイナスかもしれない。

繊維

繊維は全てプラス。帝人が+20と一番高い。売買高は東レが486万と高い。

パルプ・紙

パルプ・紙は2銘柄ともにマイナス。合わせて-8であり誤差。明日は上がるかもしれない。

化学

化学は9銘柄プラス、2銘柄0、6銘柄マイナスとなった。最もプラスになっている日東電工は1月のコロナ後も伸び続けている、このまま2年前の水準まで伸びるのか。花王はマイナス傾向が続いている。10月1日よりLINEで化粧品のオンラインサービスを始め、吉となるか。

医薬品

医薬品は全てマイナス。1月から4月まで好調だったが、6月以降より下げ止まらない。コロナの影響で通院を避けて減益予想が進んでいる。

石油

石油は概ね変化なし。ENEOSの売買高が1045万と高いが、午前中落ちたが昼前より買い戻されている。

ゴム

ゴムは2銘柄ともにプラス。特にブリヂストンが人気。

窯業

窯業では4社がプラス。4社がマイナス。TOTO,東海カの値上がりが高く、コロナ前の金額まで戻っている、さらに値上がりする勢いだ。

鉄鋼

鉄鋼は全てプラス。業界全体で増減が激しく明日はどうなるか分からない。

非鉄金属製品

非鉄金属製品は5社がプラス。6社がマイナス。最も値上がりした三井金属は9月末まで値下がり傾向にあり、ここ数日値が上がっているが今月末どうなるか楽しみ。

機械

機械は8社プラス、1社0、6社マイナス。最も上がっているクボタはコロナ禍の中ずっと上がり続けている。家庭菜園やスマート農業のニーズが高まり、今後も好調の可能性が高い。

電気機器

電気機器は27銘柄ともプラス、24銘柄マイナス。特に東エレクが上がっている。

造船

造船は2銘柄ともほとんど変わらない。

自動車

自動車は三菱自のみマイナス、他プラス。増減が激しい業界なので明日どうなるか。

精密機器

精密機器は全てマイナス。特にオリンパスが落ちているが、コロナ禍でも順調に戻りコロナ前の金額も超えている。明日はまた上がるかもしれない。

その他製造

その他製造では、2銘柄上がり、2銘柄下がる。バンナムHDが特に好調。コロナ禍でひきこもり需要によりゲーム需要が伸びている。

商社

商社は2銘柄伸び、5銘柄落ちている。各社とも売買高が高く、明日はどうなるか分からない。

小売業

小売業は5社プラス、3社マイナス。売買高ではセブンが最も高く買い傾向にある。最も値下がりしたファストリは最も値下がりしているものの4月以降値上がりしコロナ前の水準まで戻っている。

銀行

銀行は8社プラス、3社マイナス。増減が激しいので明日はわからない。

証券

証券は1社プラス、2社マイナス。業界で少しマイナス傾向か。

保険

保険は3社プラス、2社マイナス。各社ともコロナ前の水準より戻らないのが気がかり。

その他金融

その他金融は2銘柄ともプラス。

不動産

不動産は3銘柄プラス、2銘柄マイナス。東京不HDの買い傾向が強い。

鉄道

鉄道・バスは全てマイナス。JR東日本がここ数年下げ止まらない。

陸運

陸運は2銘柄マイナス。大和HDの売買高が高く、本日前場で下がったが昼前より戻っている。売買高が高く、明日はどうなるか分からない。

海運

海運は3銘柄ともプラス。昨年の12月までの水準に戻らないことが気がかり。

空運

空運はマイナス。値下がり傾向が戻らない。オリンピックでどうなるか。

倉庫

倉庫マイナス。コロナ前の水準には戻っており、このまま平行していくか。

通信

通信は4銘柄プラス、1銘柄0、2銘柄マイナス。NTT,SBG,KDDIの値上がりがすごい。各企業ともに売買高も高く明日以降もこのまま値上がりが続くのか。

電力

電力は2銘柄プラス、1銘柄マイナス。

ガス

ガスは2銘柄ともマイナス。特に東ガスの売買高が高く下がり傾向。

サービス

サービスは6銘柄上がり、1銘柄0、5銘柄マイナス。東宝、ディーエヌエーと8月より上がり続けコロナ前の水準まで戻っている。安定していたセコムが談合の疑いにより9月末より下げ止まらない。

コロナ前の状況に戻ってきている業界も多いが、下がり続けている空運は要注意

◇10月8日(木)◇

日経平均 23,647.07  

為替 米ドル/円  105.59  0.0  0.0%

前日比

◇値上がりランク◇

値上がり率 第1位:【6954)ファナック +1020(NC装置トップ)3位内、3連続!!
値上がり率 第2位:【3382】セブン +800 (総合小売業)
値上がり率 第3位:【7735】SCREENホールディングス 3位内、2連続!
                 +490 (半導体・液晶製造装置)

◆値下がりランク◆

値下がり率第1位:【9022】JR東海 -180 (東海道新幹線、新幹線が収益源)
値下がり率第2位:【9009】京成 -106 (東京・鉄道、上野‐成田が主力)
値下がり率第3位:【9008】京王  -105 (鉄道、東京・新宿より西側が主力)


10月8日概要:ファナックの値上がりが止まらない。本日1020も上がっていた。どこまで上がるのか。
本日の状況としては他の企業も軒並み上がっている。
唯一下がっていたのは自動車、鉄道・バス関連。
特に鉄道・バス関連の鉄道が値下がりランク全て該当した。外出自粛、テレワーク化で電車利用が減っている影響。
GO TO TRAVELが始まっているが近隣多く新幹線利用は昨年まで戻っていない。
9月、JR東日本では来年2021年春より終電時間を30分程度繰り上げし早める方針を発表。一部路線では始発時間を遅くすることも検討中とのこと。終電後に行う線路などの保守・点検の時間を確保し作業員の労働環境改善に努めるとのこと。鉄道会社は年中無休で若手不足になりつつあるとのこと。他の企業にも影響していくのか。

◇10月9日(金)◇

日経平均 23,619.69  -27.38  -0.12%

為替 米ドル/円  105.59  0.0  0.0%

前日比

◇値上がりランク◇

値上がり率 第1位:【3382】セブン  +800  (総合小売業) 3位内、2連続!
値上がり率 第2位:【7011】三菱重  +525  (総合重機トップ)
値上がり率 第3位:【2413】エムスリ +180  (製薬会社のマーケット支援、MR支援)

◆値下がりランク◆

値下がり率第1位:【9022】JR東海 -280 (東海道新幹線、新幹線が収益源)
値下がり率第2位:【4151】協和キリン -239 (キリンHD傘下)
値下がり率第3位:【6701】NEC -220 (ハイテク企業)


10月9日概要:セブンが伸びている。スーパーが好調か。JR東海が2連続ダウン。2日でマイナス460、来週はどうなるか。

日経平均で選別されている225銘柄はどれも業界トップで業界を引っ張っている企業です
1週間の動向を毎週報告します、過去の日経225銘柄の変動と合わせて検証し業界全体の流れを読み日本の未来を検証したいと思います

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