~コロナ禍の入試~

時論公論
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先月1月初めて実施された共通試験も終わり、私立の大学や高校、中学で本格的な入試時期となりました
しかし未だに10都道府県で緊急事態宣言であり、感染への懸念で面接を中止したりオンラインへ変更したり、個別試験を中止した国公私立もあります

この異例の入試試験に対して、どのような対策で対応しているか考えます

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2月9日時論公論~コロナ禍での入試【2021年】

解説委員:二宮 徹(教育担当)

コロナ禍での入試試験は、先月1月16日に大学入試センター試験の代わりとして初めて導入された大学入学共通テストが実施されました

大学入学共通テストでは、座席の間隔を1メール以上あけ、昼食は自分の席で会話をせずに食べるなど対策されました。

主な入試日程

◇1月

◆1月16日・17日:大学入学共通テスト(共テ)【第1日程】

◆1月30日・31日:大学入学共通テスト(共テ)【第2日程】

◇2月:私立大・高校・中学試験、国公立高校

◆2月13日・14日:大学入学共通テストの特例追試

◆2月25日~:国公立大の個別試験

入試は3月末まで続きます

共通テストでの対策は、今後の試験でも役立てられますよね

共通テストでの工夫例

◆休憩時間はドア開放 ⇒受験生はドアノブを触らない

◆教室の入口・出口を分け、空き教室にトイレ待ちの動線を設けて間を取ってトイレに並べるように混雑回避させた

◇終了後、最寄り駅のホームが混雑しないように時間差で退室させた

共通テストではクラスターは発生しなかったとみられていますが、通常12月に発表する募集要項から変わることはありませんが、今年は緊急事態宣言が出された1月に入ってから変更や中止が発表されています。

文部科学省は1月29日までに130校が入試への対応を変更していると発表しました。

文部科学省は大きな変更は受験生に不利益を与えるため慎重に検討するように指示していますが、受験生は発表内容をよく確認して対応する必要があります

入試の変更・中止の例

◆面接・実技の中止またはオンライン化

◆試験会場を増やす

◆個別試験の中止、共通テストの活用などを利用する

◆追試などの救済措置の変更

⇒追試がなかったり、本試験と追試日が近く、コロナでは2週間あける必要があるため追試日も受けられないことがある

⇒受験生が挽回する機会が減る可能性がある

※各校の最新情報を確認してください

家庭での対策

◆家庭内での感染の割合(文部科学省の発表)
・小学生:75%
・中学生:60%
・高校生:31%

◆家庭内での感染対策
・ふだんから食事の距離を取る
・家族も外出先の会食を減らす
・外食は向かい合わず、会話も最低限に済ます

◆体調がよくない家族がいる場合
・同じ部屋で食事や睡眠をしない
・家族の会話もマスクを着用する

◆受験生の体調に配慮する
・対策疲れ
・孤独

⇒みんなで支えあい、励ましあって!!

受験生や受験生がいる家族は入試日までに特にコロナにかからないための対策を徹底させて体調を整え、あと2ヶ月乗り切っていきましょう

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